名古屋工業大学学術機関リポジトリについて
名古屋工業大学内で生産された学術情報を電子的に収集・保存・発信するシステムです。
原則公開について
本学では、本学所属の教員が公表した論文について、原則、本学機関リポジトリへ登録し、インターネット上で公開しております。(平成24年9月26日教育研究評議会報告事項)
- 研究者データベースに登録された論文情報により、附属図書館が出版社著作権を確認し、公開に問題のない論文については、本文テキストをリポジトリへ登録します。
- 著作権をもつ出版社がリポジトリによる公開を認めていない場合および、著作権の状況が不明の場合は、登録しません。
- 研究者データベース論文情報の平成23年公表分から実施しています。
本学教員向け案内
- 非公開を希望する場合は、下記連絡先へ該当論文の情報とその理由をご連絡ください。
- 出版社のリポジトリ公開条件により、著者最終稿しか公開ができない場合、附属図書館より、本文テキストの提供依頼メールを送付しますので、ご協力をお願いします。
問合せ先: 学術情報課 学術情報係
E-mail: library.repo at adm.nitech.ac.jp (atを@へ置き換え)
これまでの学内経緯
平成18年5月16日 | 「次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業委託事業」公募について図書館委員会にて参加を承認 |
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平成18年5月23日 | 運営会議にてCSI事業公募の参加を承認 |
平成18年11月14日 | 図書館委員会にて機関リポジトリWGの設置を承認 |
平成18年11月30日 | 第1回機関リポジトリWGを開催し基本事項を検討 |
平成19年1月29日 | 第2回機関リポジトリWGを開催し運用指針を検討 |
平成19年3月9日 | 図書館委員会にて運用指針を承認 |
平成19年3月20日 | 運営会議にてリポジトリ運営方針を報告 |
平成19年3月28日 | 教授会にてリポジトリの説明とその運営方針の報告・協力要請 |
平成19年3月28日 | 教育研究評議会にてリポジトリの説明とその運営方針の報告・協力要請 |
平成19年6月4日 | 「次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業委託事業」提案書採択 |
平成19年11月7日 | 名古屋工業大学学術機関リポジトリ試験公開開始 |
平成20年3月3日 | 名古屋工業大学学術機関リポジトリ運用開始 |
平成24年6月6日 | 図書館委員会にて、発表論文の原則公開を決定 |
平成24年9月18日 | 運営会議にて、発表論文の原則公開を全学的に推進すること決定 |
平成24年9月26日 | 教育研究評議会にて、発表論文の原則公開について報告 |
意義
研究者にとって
-
自らの研究成果を世界に向けて、様々なルートを通して発信することができます。
→ 研究成果の可視性の向上 - 研究成果がリポジトリサーバに永続的に保存されます。
大学にとって
- 学内の学術情報をデータベースとして公開することにより、地域社会に対する説明責任を果たします。大学をアピールします。
その他にも
-
雑誌価の高騰により雑誌を購読できない人でも、学術情報を得ることができます。
→新たな学術情報流通ルートの誕生!
出版社等の動向
英国のプロジェクトによる調査では、出版社が発行する雑誌の90%以上が、論文の機関リポジトリへの登録を認めています(「査読前」「著者最終稿」などの条件付きを含む)。
SHERPA/RoMEO
– Publisher copyright policies & self-archiving
国内学協会でも、機関リポジトリへの対応を迫られています。